とにかく、地球の自転の方向から言えば、亜大陸やアメリカ大陸などの大陸の西側が健康な場所であり、内地やニューヨークなどの大陸の東側はそれらに劣らず、またそれ以上に健康であるはずだが、何事も絶対ということはないだろう……。
とにかく、内地から出たものがすべて熱帯病（瘴癘の地）だと思うのは間違いだと言いたいのですが、ボルネオに出発するとき、「気をつけなきゃ」と、とんでもない不健康なところに行くと思っていた友人もいました。ボルネオは健康的な場所であることがよくわかった、野生動物や毒蛇はいない、ワニは少しいるが、東京にもヘビやワニがいるのである。ワニが数匹いますが、東京にだってヘビはいますから、ショックはないですよ。

石井さんは元気で、いつもみんなを明るい雰囲気にしてくれて、ありがとうございます。 　声、または文字。 　たとえばアリの集団は、真っ暗闇の中で、どうして音もなく瞬時に意思の疎通ができるのだろう。 それは、生物間のコミュニケーションは、声や 　生物間のコミュニケーションには、声とそれ以上のものがあるように思えてくるのです。 　生物間のコミュニケーションには、声や文字以上のものがあるように思わせる。あるいは、愛とは、声や文字以外に、調和できるもの、科学では理解できない何らかの方法で感じ合えるもの、心と心、魂と魂のコミュニケーションができるもの、声は会話だけでなくラジオでも、文字は文字だけでなく活字でも広まるものだと思わせてくれる。しかし、この最後のコミュニケーション方法は、まだ存在すると認められながら、特定されていませんが、いずれは特定されるでしょう。 陰陽師のように、すべてを陰と陽に例えると、男女の集団の中に磁石のプラスとマイナスが見えてきます。 そして、電磁場の有名な法則に従って、空間を越えて一人の男から彼女に感じられる愛の量を計算し、小数点以下まで計算することができる。 　しかし、このビオ・サバールの法則を生物の意志の感応に適用できないことは明らかであり、この法則に付随する定数の値を決定することはできないのである。 　しかし、このBiot-Savartの法則が生物の意志の感応に適用できないことは明らかである。 この普通の数の中に、私たちがまだ知らない未知の要素があるに違いない。
　これが分かれば……」。 　石井さんは最近、白いワンピースを着て、蝶のように飛び回って元気そうですが、私はまだ極められません 　しかし、私はまだ仙術をマスターしていない仙人なので、この理由を感じ取ることができません・・・・・・しかし、感じ取れない方がいいのかもしれません、本当にどんどん意識してしまって、スイッチが切れないラジオのような状態になっています。

もし、本当にどんどん感じられて、他の人の意志が、消せないラジオのようにずっと頭の中で響いていたら、気が狂いそうです。 ふぅ〜。 5月28日付 　 　 　 　 　 　 　六． 　木曽禮次郎から石井美智子への私信。
　–先日はお手紙をありがとうございました。できるだけ早くお返事しようと思っていたのですが、事務所のスタッフが急に減ってしまったため、とても忙しくなってしまいました。今日、村尾さんからも手紙が届いた。村尾さんもお元気そうで、ボルネオに比べれば内陸部の気候は悪いと声を張り上げておられました。そんな朗報があったら教えてください。出張で行きたかったのですが、人手不足のため、急には行けそうもありません。 寒さを避けるため、冬に行けたらうれしいです。 皆さん、よろしくお願いします。2012年5月28日 石井美智子から木曽禮次郎への私信です。 　–お手紙、どうもありがとうございました。発電所は油圧でも蒸気でもなくディーゼルで、石油の豊富な土地であることを思い知らされます。さて、私の明るさがすでに皆様の知るところとなり、悪いことはできない・・・・・・と驚いています。これは、私が悪いことをしているわけではありません。なぜこんなことを言うかというと、私の兄の良一がこの近くに駐屯している部隊にいることを、つい最近知ったからです。兄も、まさかこのボルネオ島で兄妹に会えるとは思ってもみなかったので、驚いています（………）。距離は離れていますが、きっと暇を見つけては研究所を訪れてくれることでしょう。私もいつか時間のあるときに研究所を訪れたいと思っていたのですが、逆に申し訳なく思っています。

その他に変わったことはありません。 健康に影響がなければいいのですが、あなたは芸術家らしくロマンチックで情熱的な方のようですね。以前からそういう印象を持っていましたが、ここに来てさらにそれを実感しています。木曽さんはいつも「科学者はロマンチストでなければならない」「夢なくして発展はない」とおっしゃっています。 　これは、木曽さんがいつも言っていたことだ。…… 夏の東京のような湿度の高いところで、洋服を着てネクタイをするのはおかしい、などと言うのだ。 あと、オシログラフで磁場曲線を撮っていて思ったのですが（これもそうですが）、これって地震計にそっくりなので、これで地震を予知できたら、例えば地震が起こる前に地球の磁力線に何らかの変化があったら、どんなに面白いことでしょう？もし、やってみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。 ただ、うちは地震が少ないところなので、本社がすでに考えているかもしれません。 　 　 　 　 　 　 　7. 　村尾憲治から木曽禮次郎への私信。 　–お元気でお過ごしでしょうか。私は今、原子爆弾による元素の変換の実験を始める準備ができています．これはまさに現代科学の最高峰の一つですが、とにかく、この原子という目に見えない小さなもののことを考えるとき、私は突然、不思議な感覚に襲われるのです。 水をいくつかに分割して、ようやく最後の水の分子になり、さらに分割すると、もはや水ではなく、酸素と水素になり、酸素と水素は、要するに、一つの中心核の周りを高速の電子がいくつも廻っている。 つまり、物質の体積は空っぽで、家もテーブルも犬も、構成するものはほとんど空っぽなのです(物が見えない点に崩れないのは、ご存知のように、原子の中の電子も原子核も全て空っぽだからです。） ) しかし、さらに驚くべきことは、絶対に崩壊しないと思われていた原子でさえ、実は人間の力によって、例えばサイクロトロンの強力な磁場を照射して、原子核から電子を引き離し、物質を破壊することができることです。 私が今やっているのは、実際に物質を破壊することが可能になったという話です。

この（目に見えない架空の）原子のことを考えると、何かすごく不思議な感じがして、とても強い不安感に襲われます（これは他の人が真に受けても受けなくてもいいことなので、木曽さんだけに言っておきます）。 –線の大きさの話をする前に、線の大きさというのは非常に曖昧なものだということをお話ししておきます。私たちが大きさを考えるとき、一般的には、似たようなものの集まりを考えて、その平均値と比較する習慣がある。結局、大きさというのは絶対的なものではなく、常に相対的で一時的なものなのです。 　私たちは宇宙という言葉を広大無辺の代名詞として使っているが、宇宙がクッキーであるような大きな世界が存在しないとどうして言い切れるのだろうか。このクッキーの一部を巨人が細かく砕くと、ようやくクッキーではなく多くの原子になり、その原子の一つに太陽という原子核と水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星という8個の電子が円環状に並んでいることになる。太陽系という名の原子がぐるぐる回っていることを知っている人は、核と電子が遠心力で飛び離れそうになると、重力の力で引き寄せられ、何もない空間に固まる様子を興味深く観察し、クッキーもその正体が宇宙であるという叫びの上に成り立っていることが分かるかもしれません。そして、この原子をもっと詳しく調べれば、その電子の3番目は地球と名付けられ、人間という超微粒子で満たされていることがわかるかもしれません。そして、この人間という超微粒子は、まあ、超微粒子と呼ぶのはやめて、大きいとか小さいとか、超微粒子と呼ぶのはやめて、大きいとか小さいとか、超微粒子であるとか、そういうものだとわかります。